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幹部職員あいさつ


  がんは本邦における死亡原因の第1位であり、国民の3人に1人はがんで亡くなっています。年々患者数も増加傾向にあり、がん対策を総合的かつ計画的に推進することを目的として国は平成19年に「がん対策基本法」を策定しました。それに伴い全国にがん診療拠点病院の指定を行い、当院は平成20年2月にこの指定を受けました。埼玉県でも平成20年に「がん対策推進計画」を策定し、「がん患者を含めた県民が、がんを知り、がんと向き合い、がんに負けることのない社会」を実現することを目標としています。
 がんの治療は、手術、放射線治療、化学療法が主な柱となりますが、それに加えて、免疫療法、分子標的薬治療などの新しい治療も導入されており、選択の幅が多岐にわたっています。治療には長所短所があるため、その選択において最も大切なことは、治療内容についてじっくりと説明を受けた上で、患者さん自身が納得し選択されることにあると考えます。「治療」は治療内容を十分に理解することから始まっているとも言え、我々、医療スタッフはこの段階からチームで患者さんをサポートしていきます。当院では経験と知識の豊富な医師、看護師、薬剤師、放射線技師、検査技師や事務など医療スタッフが、がん患者さん支援のために「チーム医療」を実践しています。
 がん治療は退院後のケアも大切です。当院に設置している「がん相談支援センター」や「地域医療連携室」を通して、他の病院ならびに診療所との連携を密にし、がん患者さんの回復と社会復帰を支援できるような体制も整備しています。
 現在では、がんは必ずしも不治の病ではありませんが、残念ながらすべての方が治るわけではありません。患者さん及びその家族の苦痛の軽減と療養生活の質の向上を目的とした緩和治療もがん治療の重要な側面であり、この点においては緩和ケアチームが患者さんを支えています。
 チーム医療の中心は患者さんであり、がん治療は患者さんと医療スタッフとの信頼関係の上になりたっています。当院の心志にあるように、親愛なる心と真摯な態度で信頼される「がん治療」をこの地で提供し続けます。

がん診療部長 門間 哲雄