• 埼玉病院のご案内
  • 診療科・部門紹介
  • 患者さんへ
  • 医療関係者の方へ
  • 職員募集
  • 交通アクセス

PHOTO REPORT

埼玉病院 トップ > PHOTO REPORT > DMAT活動報告

PHOTO REPORT

2015年09月10日(木)DMAT活動報告

 平成27年9月10日から関東地方を襲った記録的豪雨による鬼怒川の氾濫・水害に対して、11日7時40分DMAT派遣要請がありました。埼玉病院においても要請に対応するため隊員の調整を行い、松岡麻酔科医長、渡邉看護師長、長谷部看護師、木﨑専門職、百武主任薬剤師の5人による編成で派遣されることとなりました。
 11日、午前10時に病院を出て当初の参集場所の茨城西南医療センターに入りました。しかしそこは鬼怒川のかなり西側で被害も少なく医療ニーズが少ないということで東側の参集拠点の筑波メディカルセンターに移動しました。

 筑波メディカルセンターにおいては水没している地域からボートで搬出される患者が集まる橋があり患者搬送できるチームは患者搬送に当たりました。埼玉病院においては搬送手段を持ち合わせていないので現場には出ず、午後6時ころから同所で本部機能の医療ニーズの調整業務を担当することになりました。
 80人近くの患者が取り残され水没した病院が2つあり、1つは我々が到着時にはほぼ救出・搬送が終了していましたが、もう一つが救出手段が確立せずそのままというところが問題でした。半数近くが透析患者で明日には透析が必要という状態でした。自衛隊による夜通しのボートによる救出が決定し、我々は搬送先病院の調整連絡などを行いましたが、情報が錯綜したりなかなか大変でした。
 順調に患者救出・搬送が進んできた午前2時頃に業務を引き継ぎ、帰還いたしました。
 このように直接現場には出ずロジスティック(情報・業務調整)の仕事でしたが、目の前で刻一刻変わる状況が本部では把握できるのでとても勉強になりました。隊としては重要な部分を任せられましたが無事、機能を果たし本部長も満足そうでした。
被災地においては、まだまだ多くの方々が不便な生活を強いられる状態が続くことと思います。被災された皆様に心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早く被災前の生活に戻れますよう心よりお祈り申し上げます。
 活動終了の早朝にも地震がありましたが、災害はいつ起こるか分かりません。今回の反省を生かして備えたいと思います。院長はじめ院内の方々よりサポートをいただき安心して活動できました。ありがとうございました。