診療科・部門紹介
  • 埼玉病院のご案内
  • 診療科・部門紹介
  • 患者さんへ
  • 医療関係者の方へ
  • 職員募集
  • 交通アクセス

形成外科(小児先天異常)

埼玉病院 トップ > 診療科・部門紹介 > 形成外科(概要) > 小児先天異常

形成外科

小児先天異常

形成外科で主に扱う小児先天異常は口唇口蓋裂、副耳、小耳症、先天性眼瞼下垂、合多指(趾)症、臍ヘルニア(臍突出症)などがあります。

【口唇口蓋裂】

口唇口蓋裂は日本人では500人に1人の割合で発生するといわれている、意外と頻度の高い先天異常です。口唇裂は最初に口唇をつなげる手術を生後2-3カ月ごろ、口蓋裂は口蓋を閉じる手術1歳半ごろに行いますが、他にも顎裂骨移植や口唇外鼻修正術、歯科矯正、言語訓練など、手術や治療が複数回、複数の診療科で長期にわたるため、チーム医療が重要です。
当院はチーム医療を行っている慶應義塾大学や都立小児医療センターと連携しています。例えば地理的に当院が通院しやすい場合は、これらの施設で手術を行ったあと、当院でその後の処置や定期診察を行うことができます。また、初回手術術後の口唇外鼻修正術なども当院で行っています。

【合多指(趾)症】

合多指(趾)症とは生まれつき指と指の間がくっついている、指と指の間が浅い、足の指が1本多い、などの先天異常のことです。一般的な治療法として、くっついている部分を分離し、皮膚が足りないところへ、くるぶしなどから皮膚を採取し移植する、皮膚移植術を行うことが多いのですが、皮膚を採取した場所に傷跡が新たに残ってしまう欠点があります。
当院では疾患の部位、程度によって「皮膚移植を必要としない合趾症手術」を行い、可能な限り新たな傷を増やさないように努力しています。

皮膚移植を必要としない合趾症手術 術前

皮膚移植を必要としない合趾症手術 術前

皮膚移植を必要としない合趾症手術 術後

皮膚移植を必要としない合趾症手術 術後



【副耳】

副耳(ふくじ)とは生まれつき耳の周りに余分な隆起が発生している状態で、丘のように軽く盛り上がっているだけの場合もあれば、角のようにとがっていたり、小さなちょうちんのようになっていたり、かたちは様々です。発生頻度は1.5%とされ、ほとんどが機能的な異常はありません。外国ではそのままにする場合もあるようですが、日本では幼少期に切除することがほとんどです。切除方法として、糸で縛る方法もありますが、副耳の内部には軟骨が入っていることが多いので、手術で確実に軟骨を切除することをお勧めします。手術時期は特に決まっていませんが、子供の記憶に残らないうちに切除することを希望される方が多いです。当院では安全に全身麻酔ができる1歳以降に行っています。

副耳 術前

副耳 術前

副耳 術後

副耳 術後



【臍ヘルニア(臍突出症)】

いわゆる「でべそ」といわれているもので、突出している部分の中には腸が入っていることもあります。2-3歳ごろまでは、周囲の筋肉の発達とともに自然治癒する可能性があるので、経過を見ていく必要があります。手術時期は2-3歳以降であれば特に決まっていませんが、当院では集団生活で他人に指摘されやすい小学校前までに行うことをお勧めしています。

臍ヘルニア(臍突出症) 術前

臍ヘルニア(臍突出症) 術後