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呼吸器内科(概要)

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呼吸器内科

呼吸器内科概要

【呼吸器内科専門診療を再開します】
当院の呼吸器内科は、2年近い常勤医不在の期間がありましたが、2015年1月より常勤医による入院診療を再開させていただきました。(2015年4月現在、常勤医2名、非常勤医5名による診療を行っております。)
十分なマンパワーがあるとは言えませんが、地域で呼吸器内科専門医による入院治療が可能な医療機関が少なく、可能な限り患者さんとご家族の期待に答えられる医療を提供させて頂く所存です。
できましたら、患者さんが気軽に受診できる体制をとりたいところですが、今しばらくは、近隣の医療機関からの紹介患者さんを予約制で診察させていただきます。当科では専門性の高い丁寧な診療を目指します。どうぞよろしくお願い申し上げます。

【多職種と連携したチーム医療を提供します】
呼吸器内科では、対象となる臓器は気道と肺になりますが、多彩な病気の診療を行っております。どの病気も呼吸器内科専門医だけでなく、呼吸器外科医、放射線専門医、内科医、循環器内科医、麻酔医、耳鼻科医、病理医と連携をとりながら、看護師、薬剤師、理学療法士、栄養士など様々な職種と協力しながらチーム医療として診療を行います。

【様々な病気を診療します】
呼吸器感染症:
肺炎は2011年に、癌、心疾患に次ぐ日本人の死因第3位になりました。特にご高齢の方は肺炎にかかりやすく、早期の治療が望ましいと考えられます。肺結核の患者さんについては、当院では結核隔離病床を持たないため、入院治療が必要な方は専門施設に転院していただきます。

気管支喘息、慢性閉塞性肺疾患:
気管支喘息は、ほとんどの患者さんが吸入薬治療でコントロールできるようになりました。吸入方法を確認した上で、しっかり継続していただくのが重要です。病状が安定しましたら、地域の医療機関で治療継続していただく場合もあります。慢性閉塞性肺疾患(COPD)は、ご高齢の患者さんが増えております。吸入薬治療だけでなく、必要な場合は在宅酸素療法を導入します。酸素療法により、行動範囲が広がったと言って頂ける患者さんが多数いらっしゃいます。呼吸状態が悪化した場合は肺にチューブを入れて人工呼吸が必要になることもありますが、ネーザルハイフロー(鼻カテーテルから高流量酸素を流す)や顔マスク(NIPPV)による体に負担の少ない人工呼吸も行っております。

睡眠時無呼吸症候群:
寝ている間に呼吸が止まり、十分な睡眠がとれずに昼間に眠くなるだけでなく、心臓などに負担がかかる病気です。当院は簡易検査のみ行い、疑いが強い場合は専門医療機関での検査をお願いする場合があります。この病気にはCPAP(就寝時に鼻マスクで空気圧をかける装置)療法が有効であり、当院で保険診療内での治療が可能です。

間質性肺炎:
従来治療が難しいとされた病気ですが、しっかり診断をつけた上で、ステロイド、免疫抑制剤、抗繊維化薬などを選択し、治療を行います。サルコイドーシスや過敏性肺炎などのびまん性肺疾患にも対応いたします。

肺がん:
我が国のがんで亡くなられた方で最も多いのが肺癌です。当院では、多列CTと超音波内視鏡などの最新の呼吸器内視鏡技術を用いて、より正確な診断を目指しております。肺がんの治療としては、手術療法、放射線治療、抗がん剤治療などがありますが、呼吸器外科医や放射線治療医と連携しながら治療方法を選択します。抗がん剤治療において副作用を心配される患者さんもいらっしゃいますが、副作用を予防する方法も進んでおり、また、がんの遺伝子を調べ、効果が期待できる場合は、分子標的治療薬を最初から処方します。がんの治療だけでなく、がんに伴う痛みや息苦しさに対しても、症状を和らげる治療を、緩和ケア専門の医師や看護師と協力して行います。