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呼吸器外科(漏斗胸に関するよくある質問)

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呼吸器外科

漏斗胸に関するよくある質問

ここでは漏斗胸に関して、よく尋ねられる質問とその回答を記述しておきました。

もちろん、回答は典型的経過をたどった場合を想定しており、時に非定型的な経過をたどることがありますので、本稿の記述はあくまでも参考程度として、ご利用ください。

当然、これらの記述に関わる事項で発生した問題等に関しましては、当方では責任は負いかねますので、ご了承ください。

Q)漏斗胸とはどんな病気ですか?

A)胸の真ん中の部分がへこんでいる病気のことです。やせた男性に多く、原因はまだはっきりとわかっていません。

Q)どんな症状がみられますか?

A)美容上見た目が気になるということが最も大きな問題であることが多いです。また、へこみがひどくなると疲れやすい、胸が痛む、喘息発作や肺炎等の感染を繰り返すといった症状が出てくるとも言われています。

Q)放置した場合どうなりますか?治療しなくてもいいのですか?

A)体が成長しているうちは、へこみの程度が変化する可能性があります。成長が止まった後は、それほど大きく変化しないと考えられます。へこみの程度にもよりますが、美容的な問題以外の症状を認めない場合、患者さん本人やご家族の方が気にならないのであれば必ずしも治療は必要ないと思います。

Q)どのように治療するのですか?

A)薬で治すことはできません。現在最も効果があると言われているのが手術です。その他、大きな吸盤を胸に吸い付ける治療法もでてきていますが、まだどの程度の効果があるのか、検討が必要な段階です。

Q)手術はどのように行うのですか?

A)いくつかの方法がありますが、現在ナス法という方法が広まってきています。これは両脇に切開を加え、弯曲させた金属のバーを通し、このバーでへこんだ胸を前方に押し出すように支える方法です。2〜3年して胸の形が馴染んだ頃にもう一度手術を行い、バーを抜き取ります。

Q)どの程度の効果がありますか?

A)なかには元々へこんでいたのがわからないくらいにきれいになる方もいらっしゃいます。しかし、へこみが胸の中央ではなく左右どちらかに偏っている場合やへこみが極めて深い場合などには、必ずしも術後の形が元々へこんでいない方と同じようになるというものではありません。しかし、このような場合でも、「術前に比べると随分とよくなった」と満足して頂ける方が多いようです。

Q)いつ頃手術を受けるべきですか?

A)当院では、よほど強い呼吸の症状等がなければ、小学校中〜高学年でバーを入れる手術を行い、小学校卒業前〜中学校入学後の頃にバーを抜く手術を行います。しかし、この時期を逃してしまったからといって、治療出来ないわけではありません。中高生、大学生、社会人の方でも治療を行うことは可能です。

Q)どれくらいの入院期間になりますか?

A)バーを入れる手術の際には約10〜14日間、抜く手術の場合は約5日間の入院期間となります。

Q)どれくらいの費用がかかりますか?

A)手術は、自費診療ではなく健康保険が適応されます。通常、バーを入れる手術で約20〜40万円、抜く手術で約5〜15万円程度の自己負担となります。育成医療等の医療補助が受けられる場合もあります。

Q)自分は治療した方がいいのでしょうか?そのままにしておいていいのかわかりません。

A)漏斗鏡の患者さん・ご家族の方で、治療した方がいいのかどうかお悩みの方、治療法についてもっと詳しく知りたい方、治療を受けられたい方、どうぞ気軽に受診して下さい。